福岡市天神地区の再開発事業 通称「天神ビッグバン」
大名小学校跡地にできた「福岡大名ガーデンシティ」
1階のエントランスを通って18階~24階が「ザ・リッツ・カールトン福岡」となります。世界中の富裕層・要人をおもてなしする最上級の館内のテーマは、「織り」となっており、「福岡の街とリッツカールトンをタテ糸とヨコ糸でつなぐ」となっているそうです。「九州礼賛」という表現でご説明を受けました。
https://www.ritzcarlton.com/en/hotels/fukrz-the-ritz-carlton-fukuoka/overview/
そのおもてなし空間の中には、福岡県の伝統工芸アートが随所に展示されており、館内全体が「伝統工芸アート美術館」のようでもありました。
今回、19階~23階の客室フロアのエレベーターホール(5フロア計10か所)に設置する久留米絣のインスタレーションを制作させていただきました。
3年前に試作品を製作するところから始まりました。久留米絣の特徴である「括り」を活かした色のグラデーション、「荒巻」技法を活かした経糸(たていと)による光と影の絣アート。織機で布に織りあげるのではない「絣アート」という新たな表現の可能性に挑戦いたしました。アート作品としての着想は、弊社ではなくご依頼主さまからのご提案によるものですが、絣の技術の応用でどこまでのことができるのかという難題に向き合うことが出来ました。
10ヵ所に設置したインスタレーションは、グラデーションのパターンが少しずつ違います。
一つずつパターンを変えていくというのも実は大変難易度の高い要素でした。
久留米絣織元 下川織物
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