2026年の抱負

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2026年を迎えるにあたっての事業構想

SNSを起点に工場見学へと誘導する「訪問型マーケティング」をスタートとして、新たな事業領域への挑戦を続けてきて、気がつけば10年が経ちました。
この10年は、自社にとって一つの区切りとなる時間だったと感じています。

その間、事業を取り巻く環境は大きく変化してきました。

  • 社会全体におけるデジタル化の浸透と生活様式の変化
  • 地方創生やインバウンドによる人流・商流の変化

特にコロナ以降は、生活環境や経済環境の変化に加え、人々の意識の変化も重なり、事業構造そのものも時代に合わせて変化してきたように感じます。

この10年間で取り組んできたこと

振り返ると、この10年は次のような取り組みに力を注いできました。

  • 海外コラボレーションや海外プロジェクトへの積極的な参画による、海外を意識した事業展開
  • 新商品開発事業
    既存商品とは異なる分野で、久留米絣の新たな活用可能性を探る取り組み
  • 生産体制への対応
    職人の世代交代を見据えた技術継承
  • コミュニティの形成
    生産・販売・開発など多岐にわたるネットワークの構築

これらの積み重ねが、現在の下川織物の基盤を形づくってきたと感じています。

次の10年に向けて

これまでの10年間を総括し、今後に向けた取り組みを「事業構想」として改めて整理していきたいと思います。
事業構想については、これまでもさまざまな場面で触れてきた内容と重なる部分もありますが、2026年を迎えるこのタイミングで、改めて言葉にしておきたいと考えました。

その前提として、2025年は約半年間をかけてリサーチ業務に取り組みました。
過去10年だけでなく、下川織物の77年の歴史を振り返りながら、次の「100年」を見据えた構想を描くための時間です。

2026年以降の基本指針

基本的な指針は、2025年に掲げた事業構想と大きく変わるものではありません。
しかし、2026年度を迎えるにあたり、改めて整理し直しました。

  1. 三世代経営

すべての事業の基盤となるのは三世代経営です。
77年の歴史を土台に百年企業を実現することは、地域の歴史・文化・技術を次世代へ継承することにつながります。

  1. 次世代型の生産体制

地域の子育てママを職人として迎えることで、地域に必要とされる企業であり続けること。
そして、地域の子どもたちに日本の伝統工芸のある風景を映し続けていく企業を目指します。

  1. 新商品開発

新商品開発は、技術力の向上、職人のモチベーション維持、そして企業成長を支えるために欠かせない取り組みです。

  1. 海外展開

企業のグローバル化は、時代の流れと連動しています。
マーケットの多様化、新規事業への挑戦、幅広いネットワークの構築、そして若い世代に向けた自社の魅力発信につなげていきます。

  1. 収益構造の多様化

Kasuri Village構想、Kasuri Method、Kasuri World Tourを軸とした事業展開により、収益源を多様化し、企業の財政基盤をより盤石なものにしていきます。

  1. 生産力の構造改革

括りや染色など、産地内の分業制に支えられてきた生産体制については、組合事業としても検討すべき課題があります。
同時に、一企業として取り組むべきこともあるはずです。
内製化と集約化については、検討と連携を重ねながら、産地全体の知恵を結集して進めていきたいと考えています。

久留米絣織元 下川織物

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