3代目のブログ（スタジオライブレポート感覚を掴む）

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この場合は経糸が約８００本あります。経糸の長さは、１２反（１４４ｍ）に縮み率を計算した長さ＝１６０ｍ。この糸量をまとめて一度に染めることはできません。手染めのために濡らすとそれなりの重量になるため、作業が難しい、染めムラの原因などが主な理由です。最適な糸量に分割して分けることが求められます。加えて表現したい色や模様などでも糸量の設定は変わります。そこに経営的な観点を考慮して最終判断を加えます。商品として継続して生産・販売できるような価格設定、生産体制は必須です。職人の感覚で作るものを経営の感覚で生産することを磨いていきます。