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「かつお縞」 鰹の体躯を思わせる濃い藍色から青白にかけてのぼかしの縞模様。日本では古来より若葉生い茂る季節に太平洋沿岸を北上する鰹が水揚げされると夏の到来を告げる旬のものとして重宝されてきたようです。
また「縞」＝ストライプの織物では、現代では至るところであらゆる織物で見かけることができますが古来の日本においては大変、珍しい織物だったようです。南蛮貿易によって異国からもたらされる縦縞の木綿織物のことを「島物」と呼び、そこから「縞」と呼ばれるようになっていったと言われています。
久留米絣織元 下川織物
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