竹の竿に干した絣糸は、ヨコ糸です。経糸とヨコ糸では干し方が違います。経糸の場合は40m程度の長さに長く伸ばして干します。綿糸の特徴の一つとして伸縮性があげられ、絣模様は、この伸縮性を活かすことで柄合わせしながら織ることができます。
緯糸を木管に巻く工程でこの伸縮性を活かしながら巻く必要があるので、括り、糊付け~天日干しの工程においてテンションをかけずに仕上げていきます。括り糸を解く工程で柄の乱れを防ぐ目的で、でんぷん糊で糸の束を固めるために天日干ししていますが括りの分量の比率に応じて糊の濃度を調整しています。天候による乾き具合なども考慮したうえで濃度調整をしますので、糊の濃度は職人の経験と勘も反映したうえで判断しています。
久留米絣織元 下川織物
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