3代目のブログ（スタジオライブレポート12.23）

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織物は「先染め織物」と「後染め織物」に分類され久留米絣は「先染め織物」です。染色→織りの順に作ります。後染め織物は、その逆の工程を経て作ります。白生地で織ってプリントなどで柄を施すような生地のことです。

写真のようにグラデーションを作る場合は、それぞれの色に細かく染め分ける必要があり、仕入れの都合を考えると糸の仕入れ、染色のロットはある一定量を仕込む必要があるため、1柄分だけの糸の購入、染色は難しい場合がほとんどです。そのため各織元は独自の生産工程に基づいて糸の購入と染色を行うために得意な柄、色などの個性が出てきます。織機の保有台数をある程度確保し、多種多彩な色、柄を作るためにこれらの課題と向き合い、安定生産に務めています。