<無地の風合いの追求>
久留米絣の製法を活かして、柔らかい風合いの無地を作っています。柔らかさの最大の秘密は各作業工程の中で極力テンションをかけないことだと思ってます。その際たるものが「手織り」と言うことになると解釈しています。
使用する織機は変えれませんので、風合いを追求していくときに考えることはやはり「糸番手の相性」が挙げられます。糸番手とは糸の太さを表す単位です。数字が大きくなるほど糸は太くなります。例えば、絣に多く使われる糸番手は30/2、40/2です。その他には60/2があり、久留米絣の量産品のほとんどがこの3種類の糸に含まれています。30/2は太めの糸で60/2は細い糸ということになります。無地は「括り」という工程がないために糸の選択の幅が広がります。「括り」工程のなかで適性のある糸は意外と限られているのです(生産性重視のものづくりの場合は特に)。
久留米絣織元 下川織物
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