経糸:白、 緯糸:赤白のバラの花柄
白に赤の掛け合わせは、ピンクになります。経糸(たていと)を白にするか、緯糸(よこいと)を白にするかによっても表情は変わります。また織りの密度によっても変わります。
<色の掛け合わせの判断基準>
経糸または緯糸の糸番手(糸の太さ)、織りの密度(経糸の本数、緯糸の打ち込み)、赤の色の濃度、柄による赤と白の構成比率。などを総合的に判断しています。これはマニュアルというかレサイプ作成によって共有化を図ることにより、若手職人にその知識と経験を伝えていくことも必要なのではと考えています。その一方で、このような感覚は、時代に変化など外部要因によってもその判断基準は変えていく必要があり、やはり職人の個性というかセンスによる部分がかなり大きいのかなとも思っています。時代が求めるものと自分自身が職人として磨き上げてきた感性がマッチするかどうかは、常に成長させていく必要があり、その時点での完成形は明日の未完成になるからです。
久留米絣織元 下川織物
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