括り(くくり)技術で
柄をつくったタテ糸を
木枠(ビーム)に巻いていく作業を
荒巻(あらまき)といいます。
いろんな括りのパターンの
組み合わせ(6種類)で
柄を構成しています。
グノマ と呼んでますが
巻いていく途中で段差を付けて
柄を互い違いにするテクニックです。
柄の微妙なズレを
修正しながら巻いていきます。
熟練の技がなせる作業。
一見 地味かもしれませんが
こういった一つ一つの作業を
丁寧に しかも早く
こなすことで久留米絣は作られています。
久留米絣織元 下川織物