数回にわたり、文人絣の製造工程をブログでご紹介させていただいてます。
カセ上げ、チーズ巻を終えて、糸の準備ができたので、
次は、たて糸の整経の工程なんですが、
またまた写真を撮り忘れてしまいました。
なので、今回は織り工程のご紹介になりました。
タテ糸に文人の糸をいれた織物を2種類 織り始めました。
1枚目、2枚目とも同じ織機です。
上下にたて糸を2つに分けて機にのせます。(2重ビーム)
上と下のたて糸のテンションを変えて織ることで
ざらっとした風合いの生地になります。
一般的には サッカー織 と呼んでる織り方です。
夏素材に最適です。
こちらは、オーソドックスな平織です。
40/2 と 20/1 という久留米絣で最も使用する糸番手で織り上げた
オールシーズン対応の最もスタンダードな生地です。
実際この生地は定番で年間通して作ってます。
この他には、文人の糸をタテヨコ格子柄で織るチェック調の柄が
一般的です。
久留米絣 下川織物