文人絣のタテ整経

サイト内で文人絣について、説明しているページがありますが、

そこで紹介しきれていない工程をご紹介しましょう。

文人チーズ巻

「わがせ」と呼んでる輪状の糸を木管に巻き直します。

H26.4.3文人整経屏風

木管に巻いた糸のことを「チーズ」と呼びます。

藍染の文人の糸と地糸(写真では黒です)をつくる柄に合わせて

屏風(びょうぶ)に並べます。

H26.4.3タテ文人整経

屏風(びょうぶ)にならべたチーズを巻いてるところです。

下川織物の若手職人の宇佐原君が作業してます。

写真の場合、生地幅のタテ糸本数になるには8回ひっぱらないといけません。

H26.4.3文人ビーム

「ビーム」と呼んでる枠(わく)に巻き返したら写真のようになります。

これを機織り機にセットして、織っていきます。

写真ごとに説明していくとなにかしらの専門用語がでてきますね。

これだけでも製造工程の一部ですから、

反物(たんもの)になるまで2~3か月かかるはずですよね。

 

久留米絣 下川織物