先日 括り糸を ご購入いただいたお客様から
ありがたいお言葉を頂戴しまして
ご本人様のご了解のもと
全文 ご紹介させていただきます。
とても 励みになりました。
ありがとうございます。
以下 全文 抜粋
久留米絣織元より括り糸届けてもらう
先週末から目の調子が悪かったのですが
今週月曜の朝は最悪状態になり
楽しみの織物教室より病院へ行かないといけなくなり
メスが入ったんですけど
今日においても最悪状態はのがれただけで
未だに目が治りません。
そんな中で、
本日、久留米絣の織元さんからご縁頂き、括り糸を分けて頂け
配達くださいました。
全部で12カセ
すべて2度染めの括り糸6パターンを購入しました。 ブルー、ピンク、パープル、からし、こげ茶、赤
ここの織元は地元のNHK、民放番組でも取材され
常時工場見学にも対応され、技術は伝統を守り、加えて時代にも敏感に乗った
製品作りも展開してあり
広報にしても市場展開にしても地域密着には厚く、かつ世界視野での取り組みなどなど
群を抜いた活力と垢ぬけ感ある織元さんです。
実は、2年前に括り糸を毎年9月の絣祭りで購入して虜になって
昨年も購入したのですが、1年に1回しか手に出来なく、
織元さん数件に飛び込み依頼してました。
まー
なんと表現していいか
絣祭りでの対応とは全く違って、
ま、
俗に言う職人気質の無愛想とでもいうのか
商売にもならない括り糸の問い合わせなどには、意外なほど絣の反物を買う対応とは
天と地の差で・・・。
そんな中で、ここの織元さんの対応は温かいものでした。
ただ、すんなり購入の判断を私が出来なかったんです。
それは、単価が、絣祭りで購入した括り糸の7.5倍もするのに驚いたからです。
1カセの値段が7.5倍もするのです。
悩みました。
だって、7.5倍の値段の糸を使っても、織った糸は同じ綿糸だし、織ったものが7.5倍に相当する
生地になることはないので・・・。
そう、頭の中ではいろいろ思うとこがあったんですが、
この数カ月、その織元さんのブログやフェイスブックから日々の活動のみならず
お人柄から
値段でひっかかっていた部分より、
一度購入してみたいという気持ちがわいて注文の運びになりました。
そしてその注文から、本日の納品までも
括り糸も2度染めしているところ、糊づけ、天日干しに3日・・・
ブログの写真で、本日頂けた糸に手間をかけられたことがわかり、
手にできた括り糸に対し、悩んだ7.5倍の単価は頭から外れて、逆に
日々、更新される中で、たくさんの手間をかけてもらったことへの感謝になりました。
お財布から羽ばたいたお札枚数には震えましたが気持ちのいい買い物になりました。
糸を手にでき、すぐにでも織りたいのですが、
目の調子では、とてもソウコウ通しなどできる状態でないので、
もうしばらく織りはできそうもありません。
我慢です。