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久留米絣の代表的な柄の一つに「麻の葉」柄があります。麻の葉柄は技術的な観点で言うと、作るのが難しい点がいくつかあります。
線の細さ：麻の葉は、比較的細い線で柄を描いているために必要以上に柄のかすれが発生しやすいという難しさがあります。
直線の組み合わせ：縦、横、斜めの直線の組み合わせで緯糸で柄を構成するというのは、実は難しいです。緯糸で柄を作る場合、滑らかな曲線で柄を作るほうが美しいラインを出しやすいです。
ヌキ巻き工程：全体的に細い線で作った柄は、耳の見極めが箇所によっては難しいところがあります。ヌキ巻き工程においては、平均点以上の集中力が必要です。
久留米絣織元 下川織物
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