3代目のブログ（スタジオライブレポート6.14)

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久留米絣は、経糸の本数、幅が基本的に一定です。決まった規格の中で自由に変更できるのは絣糸と地糸の比率です。この荒巻工程の中で絣糸と地糸を配列して柄を作ります。これを「割り込み」といいます。割り込みにもある程度の決まりごとがあります。全体に均等に配列したり、逆に絣糸と地糸をまとめて入れたりと作る柄によって一番自由度が高いところでもあります。バランス的には全体に均等に絣糸と地糸を配列したほうがいいですが、作りたい柄によっては必ずしもそうはなりません。また基本的に割り込みは偶数単位で考えますが、場合によっては奇数で並べる場合もあります。