3代目のブログ（スタジオライブレポート糸干し）

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今年は、例年に比べて梅雨入りが早く長梅雨になりそうです。久留米絣の仕込み工程において天気は重要です。括り、染色～その後の仕上げ工程に至るまで何回も糊付け、糸干し作業を繰り返すため、一年の中で梅雨の時期は仕込み作業が思うように進まない時期でもあります。そのため４～５月は集中的に仕込みを行うのですが、梅雨入りが早くなるという前触れは、なかなか予想できないために気がついたら梅雨に突入していたという印象です。梅雨入りしても晴れの日が続いて後半に雨が続くという年もあり、その点では今年は梅雨入りと同時に雨の日々が続いています。これは久留米絣が作られるようになってから、ずっと続く毎年の風物詩だと思っているので、毎日の天気を気にかけることも結果的には四季の移ろいを感じながら日々を過ごすことにつながるので心豊かな生活をおくることに通じると思い、毎日を大事に過ごすことができると思っています。