3代目のブログ（スタジオライブレポート2.16）

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久留米絣は「先染め織物」。糸を染色してから織り工程という順番です。それに対しており工程の後に生地染めするのを「後染め織物」といいます。糸染めなので細かい染め分けが可能です。１本おきに濃淡の染め分けをおこなったり、それぞれ異なる糸の束を複数色染め分けたりと。もちろん作業効率など商業ベースで考える領域もありますが、繊細な色の表現が可能なことが特徴になります。写真の「ぼかし縞」シリーズは、先染め織物の特徴を活かして見た目以上の細かい染め分けでグラデーションを作りました。