3代目のブログ（スタジオライブレポート格子柄）

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経糸のカラフルな配色が特徴ですがそれに負けないように緯糸にもパンチのある色を入れてみました。久留米絣では「文人絣」を織るために昭和の戦後に導入された「片側４挺織機」という織機があります。

この織機の導入によって、チェック柄を久留米絣で表現することが可能になりました。とはいえ旧式の織機なので表現の幅には限りがあるかもしれません。しかし久留米絣には独特のゆるいテンションで織りあげることによって生まれる柔らかい風合いがあります。久留米絣でしか表現できないものを大切に職人としての感性を磨きながら、今日も新たな色や柄を追求していきます。