括り(くくり)糸を二度染めした分の
残りを 糊つけしました。
熱湯に溶かした 糊とワックスに括り糸(くくりいと)を
浸して 20分ほど そのままに・・
色とりどりのカセ糸が
さおに干されて並んでいます。
似たような写真が最近 続きますが。
前回と同じに見えるかもしれませんが、
次の柄の括りと染色が出来あがりました。
括りの長さなどで私たちには判別がつきますが
そうでない人が見たら、同じものに見えるかもしれません。
こちらは、工場の2階でいろんな柄の反物を
干しているところです。
湯通しした反物はこうやって干して乾くと
約1割 縮ます。
やわらかい風合いの生地を仕上げる最終段階です。
モノつくりの現場は、コツコツとした作業を
毎日繰り返すことだと思います。
販売の現場と製造の現場の特徴的な違いを
感じる部分ではないかと思います。
久留米絣織元 下川織物