タテ糸です。
括りをする前に、濡らして
引っ張ります。
そうすることで、長さをより均等にそろえることができます。
綿糸は伸びるので、こうすることで
のちのちの工程での柄のずれを防ぐための工夫です。
ひっぱったら、一定間隔に糸で留めてます。
括り工程後のヨコ糸(ヌキ という言い方をします)
染色する前に、たぐって カセ状にしています。
括り糸(くくりいと)には、べとべとに糊がついてます。
いったん さおに干して乾燥させます。
こちらは、染色後のタテ糸です。
40/2という太さ(番手)の糸になります。
こちらも 次の工程に入る前に
いったん、さおに干しつけて乾燥させてます。
タテ糸 ヨコ糸それぞれの工程で
濡らしたり干したりを何回も繰り返します。
その都度、天日干しなので、
反物になるまでには2~3か月の期間を要します。
久留米絣 下川織物