ここは、工場の2階です。
反物を干してますが、先週末から ずっと雨で
乾きが悪いです。
扇風機をあてて、換気扇をまわして
どうにかこうにか乾かしてます。
天気がいいときは、びっしりと詰めて干しても
夏場は半日で乾きますが、雨の日は少なめに干して
隙間を開けて、扇風機をあてても一日では乾かないです。
括り(くくり)、染色まで終わった絣糸も
糊つけ できずにたまってます。
雨で湿気が多い時に糊を付けると
糸が傷んで使い物にならなくなります。
梅雨時に食べ物が傷みやすいのと同じ感覚だと思ってます。
写真がアップすぎましたが、
タテ糸をビーム と呼んでる 木枠に巻いたものです。
これを 機(はた)にのせて タテ糸をつなぐと↓
こうなります。
織り始めたばかりで、この柄の前に織ってた
赤白のストライプがまだつながってるのが下の方に映ってます。
きれいに柄合わせされた タテ糸が
下から上がってきて 1本1本にわかれて進んでいきます。
この柄は このブログでも 途中の工程を
ご紹介してきました。
いよいよ織工程にはいるところです。
5月に仕込みはじめて 今は8月。
絣はほんとに手間暇がかかります。
今日は KBCテレビの「アサデス」という番組内で
下川織物の工場内の風景が 放送されました。
久留米絣を知らなかった方 知ってるけど興味がない方に
TVだったり、ブログだったりで久留米絣のことを
知っていただくことで興味をもっていただけたら
との思いで頑張ってます^^
久留米絣 下川織物