括り(くくり)をした後、染色、水洗したのち
竹のさおに干しつけてます。
明日、糊つけする予定です。
まだ、糊つけする前なので、括り(くくり)の
具合をチェックしてみます。
写真では、わかりづらいですが
紫の糸を括り(くくり)して、黒に染めてます。
括り(くくり)の端を開くと
括りの中が染ってないので、中の紫の糸が見えてます。
こちらは、白の糸を括り(くくり)して、
黒に染めてるので、中が白いのが
写真からでも見えます。
括り(くくり)のところで黒と白が
線を引いたようにはっきり分かれるところが
括り(くくり)の特徴です。
ただの染めだと こんなふうにはなりません。
にじんだようになります。
括りのところでビシッと染め分かれてると
私たち生産者の間では「キワがきれてる」という表現をします。
久留米絣 下川織物