タテ糸の整経です。
パープル系のグラデーションの縞を作ってます。
パープルの濃淡を6段階に染め分けてます。
染色は、チーズ染色という技法です。
堅牢度(色落ちの度合)に優れ、多彩な色の表現が可能なところが
特徴です。
グラデーションになるようにチーズを
並べたら、太鼓に巻いていきます。
グラーデーションを何色で表現するか
色の配色などは、作る人のセンスで大きく変わります。
商品として作るため、色の再現性や染色コスト
作業効率性などを反映したつくりになります。
数回にわけてひっぱって、織幅分の糸本数に仕上げます。
枠(ビーム)に巻き返したら、タテ整経完了です。
きれいなグラデーションに仕上がりました。
久留米絣 下川織物