タテ糸糊入れ

H26.6.10ボーダーたて糊入れ1

 

絣のタテ糸は、12反分の長さがあります。

1反=12M 湯通しで1割縮むのでその分を計算すると

1反(12M)×12反=144Mに1割付け加えて160Mの長さが

タテ糸の仕込みの長さになります。

これを最後の仕上げの糊入れ 糸干しでは

半分の半分に折り曲げて干してるので

40Mほどの長さでひぱってることになります。

ほんとは場所があれば半分折りの80Mでひっぱって干すのも

ありですが、そのような土地を確保するのが困難です。

H26.6.10ボーダーたて糊入れ2

 

写真の柄の絣は、紺と白が同じ長さです。

これが乾いてから、荒巻工程で巻くとき

グノマでずらして巻くことによって

市松模様をつくることができます。

荒巻工程に入ったら、また写真でご紹介したいと思います。

久留米絣 下川織物