<織機の基本動作>久留米絣の織機は、約100年前に開発された「Y式織機」がベースになっています。歯車などがむき出しの構造で現役で稼働している機械というのも現代では、珍しくなったかもしれません。
経糸は上下運動
綜絖(そうこう)と呼ばれる細い針金の中心部分には穴が空いていて、そこに経糸を通します。平織りの場合、2枚の綜絖枠に交互に経糸を通すことで経糸は、1本おきに上下運動を繰り返す動きをします。
緯糸は往復運動
「トング」と呼ばれる板状の木管に柄合わせして巻いた緯糸は「シャトル」と呼ばれる木製部品の中に装填します。シャトルは、ステッキによって押し出され「レース」と呼ばれる部品の上を往復運動します。
経糸の上下運動と、緯糸の往復運動がタイミングよく連動するようにセッティングすることで織物になっていきます。
久留米絣織元 下川織物
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