サイト内で文人絣について、説明しているページがありますが、
そこで紹介しきれていない工程をご紹介しましょう。
「わがせ」と呼んでる輪状の糸を木管に巻き直します。
木管に巻いた糸のことを「チーズ」と呼びます。
藍染の文人の糸と地糸(写真では黒です)をつくる柄に合わせて
屏風(びょうぶ)に並べます。
屏風(びょうぶ)にならべたチーズを巻いてるところです。
下川織物の若手職人の宇佐原君が作業してます。
写真の場合、生地幅のタテ糸本数になるには8回ひっぱらないといけません。
「ビーム」と呼んでる枠(わく)に巻き返したら写真のようになります。
これを機織り機にセットして、織っていきます。
写真ごとに説明していくとなにかしらの専門用語がでてきますね。
これだけでも製造工程の一部ですから、
反物(たんもの)になるまで2~3か月かかるはずですよね。
久留米絣 下川織物