<織り工の工夫>
絣は一般的な織物に比べて糸の表面に糊とワックスがたくさん付いてます。柄のまとまりを崩さずに経糸を巻き、織るためです。
それでも様々な要因で柄のズレが生じます。織り専門の職人は、1本単位で糸を操作して糸の進み具合を遅らせるなど細かい調整によって織りながら柄を整えていく技術を身に着けています。
ビーム(経糸を巻いた木枠)から経糸と緯糸が交差して織物になるまでの数十センチの距離の中で糸の進み具合を目測で測りながら調整しているのです。毎日、絣と向き合って身に着けた職人特有の経験と勘によって蓄積された英知です。
久留米絣織元 下川織物
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