<矢絣という柄の構築>
矢絣は久留米絣の歴史の中で古くから作り続けられている柄の一つです。図柄の構成、それに基づく括りパターン、配色など織元によって、多種多彩な「矢絣」が作られてきました。
下川織物でも昭和、平成、令和と時代によって、さまざまな矢絣を作ってきました。矢絣を作る技法も「立絣」「ヨコ絣」「タテヨコ絣」「脱色絣」と時代によって様々な技法を駆使して作り続けた興味深い図柄の一つでもあります。
「令和版最初の矢絣」は立絣技法で作ることを決めました。
矢の向きが「上向き」と「下向き」と互い違いに作るのが基本構成です。
紺地にブルーのベーシックな配色ですが、単一的な配色ではなくブルーの「濃淡の染め分け」など細かい部分にも職人としての感覚を取り入れてます。
久留米絣織元 下川織物
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