絣のタテ糸は、12反分の長さがあります。
1反=12M 湯通しで1割縮むのでその分を計算すると
1反(12M)×12反=144Mに1割付け加えて160Mの長さが
タテ糸の仕込みの長さになります。
これを最後の仕上げの糊入れ 糸干しでは
半分の半分に折り曲げて干してるので
40Mほどの長さでひぱってることになります。
ほんとは場所があれば半分折りの80Mでひっぱって干すのも
ありですが、そのような土地を確保するのが困難です。
写真の柄の絣は、紺と白が同じ長さです。
これが乾いてから、荒巻工程で巻くとき
グノマでずらして巻くことによって
市松模様をつくることができます。
荒巻工程に入ったら、また写真でご紹介したいと思います。
久留米絣 下川織物