3代目のブログ（スタジオライブレポート職人目線）

４種類の絣糸は、少しずつ長さが違います。見開きで重ね合わせることで水玉柄を作ります。何本の絣糸の組み合わせで水玉にするのか、仕込み段階でなるべくロスが出ないように柄の大きさを設計します。同時に作業効率や各職人の連携体制の確認など総合的な設計シュミレーションは職人目線を意識しています。その一方で依頼者の要望を最優先し作業効率や生産ロスなどは非優先とする消費者目線での作り込みも行っています。需要と供給のバランス感覚を判断する経営者目線。多種多様な目線で日々絣を作ります。