縞(しま)は南蛮貿易などで異国からもたらされた縦縞の木綿のことを「島」からもたらされた「物」という意味で「島物」と呼んでいたものが江戸時代に「縞」と呼ばれるようになった。
<2羽縞(ふたはしま)について>
久留米絣では、糸を数えるとき2本=1羽(ひとは)と数えます。
この縞は、4本の幅の縞なので2羽縞(ふたはしま)と呼んでます。
経糸の場合は特に2本一組で数えるので1羽(ひとは)というのが単位になります。
これは、絣が「平織り」という織り方で織ることも関係しています。
緯糸(よこいと)は、「2本引き揃え」という技法を使って色に深みを持たせています。横方向にもやっと霧状の模様が入ってるのは、2本の組み合わせを濃淡のはっきりした配色にしているからです。経糸の2色と緯糸の2色で合計4色の組み合わせで色を考えています。なかなか奥が深い色味を作れます。
これは、久留米絣の製法、技術をベースに持ちながら、無地や縞を量産するという生産体制を確立して成立します。なので久留米絣の織元すべてで作れるものでもなく、そのため希少性は高いです。
久留米絣織元 下川織物
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