3代目のブログ(スタジオライブレポート)

「ミックススラブ」シリーズ

経糸(たていと)30/2と60/2

緯糸(よこいと)20/1と10/1スラブ

経糸の織り組織の変化(あくまでも平織り)で経糸と緯糸に使っている4種(4色)の糸がバランスよく混ざり合って生まれるミックスカラーの表現を意識しました。

秋冬を想定した厚みのある生地ながらも、柔らかさはそのままに。

チーズ染色と呼ばれる技法で糸を染めることで様々な無地、縞などが同じクオリティーで量産できるようになりました。しかし、先染め織物の特性で生産分きっちりに染めることができません。また経営改革という部分もあって、完全受注生産方式から

受注生産+見込み生産=アイデア生産方式という独自のメソッドを構築するべく攻めの経営を目指しています。結果として今までの生産方式では生まれることのなかったユニークな考えを取り入れた生地が続々と生まれる土壌が出来上がりつつあります。

その一方で、ユニークさゆえにリピート生産が難しい生地も多く、一回きりの現物販売となるこれらの反物を効率よく販売していくための新たな販売体制も構築していく必要があると考えています。

それは、既存のビジネスパートナーとの取り組みの中から生み出されるのか、新たなビジネスパートナーとの出会い、自社におけるオリジナル商品の開発につなげる。など

さまざまなアイデアと様々な出会いをこれまで同様に重ね合わせて広げていきたいと思います。

 

久留米絣織元 下川織物

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