3代目のブログ(スタジオライブレポート藍染め格子)

<久留米絣について>
一台のモーターから連結された20台の織機が稼働する昭和のレトロなベルト式の力織機。日本を代表する伝統的先染め織物です。
手織りに近い柔らかい風合いが特徴。
手作業の工程が多く、30工程以上を2~4カ月を要して織り上がります。

<織りの特徴>
発酵建てによる本藍染め。藍瓶で職人が手染めして仕上げました。
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)ともに藍染めと化学染めの併用。
ベーシックな正方格子は飽きのこない使いやすい柄。

<藍染めについて>
久留米絣の藍染めは「発酵建て」と呼ばれる最も手間のかかる伝統的な染め方を継承して染めています。微妙な色の濃淡で剛健にも上品にも表情を変える魅力があります。鎌倉時代には武士が鎧の下に藍の一種「かちいろ」を身に着ける習慣が定着しました。藍には消炎や解毒、止血の作用があることと「かち」が「勝ち」に結びつき縁起が良いとされたといわれています。虫や蛇を寄せつけないことから山や農作業にも重宝されてきたことと、「虫がつかない」で嫁入りの着物や布団にも重宝されていました。保温性にも優れ、肌荒れも起こしにくいため赤ちゃんの衣服にも最適です。

<仕様>
生地の厚さ表示 標準
タテ糸40/2 ヨコ糸 20/1 16/1ムラ糸
織幅 約38㎝
綿100%
経糸(たていと)藍染め65%
緯糸(よこいと)藍染め50%
湯通し自然乾燥にて約1割縮ませて仕上げています。

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久留米絣織元 下川織物

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