カラフルな絣のヨコ糸

H26.6.11ヌキ本のり1

 

 

絣のヨコ糸です。

仕上げの糊、ワックスをつけて

竹のさおに干しつけました。

赤、グリン、グレー、紫、茶の5色に染め分けました。

H26.6.11ヌキ本のり2

 

こういう場合、2通りのやり方があります。

白糸を括り(くくり)→括り解き(くくりとき)したのち、

黒白になった糸をそれぞれ染め分ける方法。

もう一つはあらかじめ 赤、紫、茶 等に染めた糸を

括り→染色する方法です。

H26.6.11ヌキ本のり3

 

今回の場合は括り(くくり)、染色した後の糸を

染め分けました。

括り、染色工程まで終わっていた時点での注文だったのですが

次の工程は、まだだったので間に合いました。

この絣の糸1本で3反分あります。

H26.6.11ヌキ本のり5

 

こちらの糸は、括り(くくり)、染色工程後に

糊入れして干しているところです。

でんぷん糊でかためてます。

こうすることで 括り解き(くくりとき)のときに

柄が乱れません。

H26.6.11ヌキ本のり4

 

天気、気温などによって、糊の濃度を微妙に加減してます。

織り工程にはいったら、これがどんな柄になるか

ご紹介したいと思います。

久留米絣 下川織物