文人絣 織工程

H26.5.31文人1

 

数回にわたり、文人絣の製造工程をブログでご紹介させていただいてます。

カセ上げ、チーズ巻を終えて、糸の準備ができたので、

次は、たて糸の整経の工程なんですが、

またまた写真を撮り忘れてしまいました。

なので、今回は織り工程のご紹介になりました。

タテ糸に文人の糸をいれた織物を2種類 織り始めました。

H26.5.31文人2

 

1枚目、2枚目とも同じ織機です。

上下にたて糸を2つに分けて機にのせます。(2重ビーム)

上と下のたて糸のテンションを変えて織ることで

ざらっとした風合いの生地になります。

一般的には サッカー織 と呼んでる織り方です。

夏素材に最適です。

H26.5.31文人3

 

こちらは、オーソドックスな平織です。

40/2 と 20/1 という久留米絣で最も使用する糸番手で織り上げた

オールシーズン対応の最もスタンダードな生地です。

実際この生地は定番で年間通して作ってます。

この他には、文人の糸をタテヨコ格子柄で織るチェック調の柄が

一般的です。

 

久留米絣 下川織物