2025年の業務が無事に終了しました。
まず何よりも、健康で安全な一年を過ごせたことをありがたく感じています。
今年は、新たなチャレンジと継続性のある取り組みのバランスを強く意識した一年でした。
1. 後継者としての新たな一歩
下川織物の4代目後継者として、長男が事業に加わったことから、この一年は始まりました。
家業として積み重ねてきた時間と責任を、次の世代へとつないでいく現実を、あらためて実感する出来事でした。
2. 職人チームの世代交代と地域への広がり
子育て中のママさんたちを職人として迎え入れ、地域の中で活躍できる場を創出していくという理念のもと、工場スタッフ(職人)の世代交代がひと区切りを迎えました。
ここからは、企業としての成長や業務拡大に合わせ、最適な人員体制をどのように整えていくかが重要なテーマになります。
3. 事業再構築と百年企業への視点
77年間続いてきた家業を、今後百年企業へと押し上げていくために何が必要かを、深く考えた一年でもありました。
創業家である下川家が、事業主として
- 経営計画を描き
- 新たな事業を構想し
- 次の世代へと道筋を示していくこと
その重要性を、あらためて認識しました。
また、自分目線に偏った自己主張ではなく、
- 第三者による客観的な視点
- 地域から認められ、望まれる企業姿勢
- それを支える企業風土の醸成
これらが不可欠であると感じています。
70年以上にわたって積み上げてきた歩みを、短時間でまとめ上げることは難しく、また相応しくないとも思いました。過去に遡り、これまでの行動や選択を丁寧に見直すには、それなりの時間が必要です。
そのうえで設計した未来図があってこそ、短期的な目標だけでなく、中長期の視点を持ったビジョンが描けると考えています。
4. 今後に向けた事業構想
今後の事業について、3本柱となる構想を描くことができました。
これからは、その実現に向けて
- 何を
- どの順番で
- どのような体制で
取り組んでいくのが最適かを見極める段階に入ります。
環境面・人的要因・予算配分など、さまざまなバランスを考慮する必要があります。突貫工事的に形を整えるのではなく、しっかりと根を下ろし、腰を据えて進めていく姿勢を大切にしたいと思います。
5. 2025年の主な取り組みと成果
- プルミエール・ヴィジョン出展
- 継続的なインターンの受け入れ
- 組合事業への取り組み
- 海外コラボレーション
- リサーチ業務および分析
6. 今後に向けた課題
- 安定的な生産体制の構築
- 産地組合の基盤整備
- 事業基盤の再構築
- 海外パートナーシップの連携強化
- 新商品開発事業
- 海外コラボレーション事業
2025年に見えた課題と手応えを糧に、2026年以降も一歩ずつ、確実に歩みを進めていきたいと思います。