3代目のブログ（スタジオライブレポート括り）

緯糸の括り工程を終えて、染色後、竹の竿に干してます。緯糸は１２本単位で仕込みます。緯糸の整経本数や長さによって差異はありますが、下川織物の緯糸は１ロット３６反を標準としています。緯糸は織り巾３７cm、２１０往復が図案の１リピートで設計した場合、１５５ｍが緯糸１本の長さになります。１本は２００本の束で整経しているので１本で４０ｍの長さを織ることができます。湯通しで約１割縮むので１本で３反分。１２本の緯糸で３６反分という計算になります。