タテ糸で柄を表現した生地を立絣と呼びます。立絣のポピュラーな柄の一つにドット柄があります。「アラレ柄」と職人は呼びます。1本の糸が等間隔に並んでいる場合が一般的ですが、この柄は「段違い」で表現しました。4本の糸でドットを構成していますが、6ドット作って、その長さと同じ長さだけ括らずに空けます。それを等間隔に並べて段違いに「グノマ」技法でずらすことで「段違いドット」として設計しました。専門用語を交えての説明になるので、ちょっとわかりづらい点もあるかと思いますが、職人用語をくだいて分かりやすく説明することも大事だなと思ってます。職人は、自身が考案した技法を誰にでも分かりやすい表現方法で言語化することで自身の技術やイメージを伝え広めることで世の中に認知度を広めていくことを意識的に行うことが今後さらに重要になっていくと考えています。
久留米絣織元 下川織物
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