<線と丸を考える>
「並び水玉」の名称で作っている水玉柄があります。数年前から毎年「ヨコ絣」で作っているので、色のバリエーションはおそらく20色以上作ったと思います。水玉柄を引き立たせるために経糸は主に無地にして緯糸の色展開で作ってきました。
今回は、経糸にストライプを入れてみました。図案上で計算して水玉と水玉の間に幅に合わせてストライプをうまく入れ込んでます。このようにすでに作った図案をベースに上書きして違うパターンを考える手法は、最近はあまりしていなかったので、いい機会になりました。これもきっかけは「職人としての勘」です。ひらめき。何年も毎日この水玉柄を眺め続けて、何か新しいバリエーションを作れないかと常にここのの片隅に置いてた思いから生まれたとしか言いようがありません。今回は、この1色だけですが、いずれ色違いも作る予定です。このブログが公開される頃にはこの生地は完売している可能性が高いのですが、別の色で新たに仕込むことを次の生産計画に入れるために準備中です。
久留米絣織元 下川織物
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