3代目のブログ（スタジオライブレポート）

久留米絣には、4丁織機というのがあります。通常の織機は、緯糸を入れるシャトルが1本です。なので、1種類の糸を繰り返し織るだけです。それに対して4丁織機は最大で4種類の緯糸を使って織ることができます。

その中でも久留米絣の4丁織機は、「片側4丁」といって左側のみにシャットルボックスが付いているタイプです。1往復単位で緯糸の入れ替えができます。この織機を使用することで写真のようなチェック柄を織ることができます。4本のシャットルを入れ替えながら織るので、1本のシャットルで織る「単丁織機」に比べるとシャットルが小さいという特徴があります。