光電管という装置。
立絣や無地を織る織機に装備してます。
ヨコ糸を巻く木管の根元は
写真のように穴が空いてます。
木管に糸を巻いた状態。
先染め織物なので
いろんな色の糸を使用してます。
木管をシャットルと呼んでる「杼(ひ)」にセットして
織っていきます。
木管に巻いたヨコ糸が
織っていくうちにだんだん無くなっていきます。
完全になくなる直前に
根っこの穴が空いたところで
穴が見えてきます。
そうすると光電管の光が
木管の穴の向こうに貫通します。
センサーが働いて織機が
自動的に止まるというシステムです。
この装置は特に最新の装置
というわけでもなくて
昭和の割と早い段階で
開発・使用されてきた装置です。
久留米絣織元 下川織物