タテ糸は、短いもので12反(約160M)
長いもので、40~48反(500~600M)
の長さを巻いてます。
同じタイミングで何台も
織り上がることもあります。
常時 フル生産を心がけているので
2~3か月先までは6~7割は、
注文分で生産予定が埋まってます。
次に織る柄は、荒巻(あらまき)という工程で
絣糸と地糸を柄にあわせて
割り込んで 柄合わせしながら巻いていきます。
柄合わせする前に 糊とワックスをつけて
引っ張って干すことで
たて糸の長さと柄を整えます。
天日干しで 時間をかけて
乾かすことで 200~数百本の絣糸の束は
ほどよいテンションで乾かすことができます。
タテ糸またはヨコ糸の絣糸に使用した
括り糸(くくりいと)
括り解き をした後の
括り糸は、下川織物では
別の用途に使ってます。
久留米絣織元 下川織物