糸を干してるとき
どのあたりを見て
何に気を付けてるか
写真で伝えられたらという目線で
写真を撮ることを
意識していきたいと思います。
紺地と白のコントラスト
糊の付き具合
柄の仕上がり などを確認してます。
右上の 糸は
「アゼ」と呼んでますが
糸の並び順番がわかるように
全体に通してる糸です。
タテ括り(くくり) 昨日 出来あがりました。
今日一日 竹のさおに干しつけて
明日 染色にまわします。
仕上げの糊つけをした ヨコ糸。
さおに うすく広げて 干します。
糸の束の芯まで しっかり乾くように
風通しを良くして
干します。
お昼過ぎに 半乾きの状態で
糊と油の付き具合を確認してます。
糊で糸の表面の毛羽立ちをおさえ
油で糸の滑りをよくします。
200本のヨコ糸の束は
今日の天気(お昼の最高気温が25度)
だと 朝から夕方まで 丸一日 干して
乾きますが
束の中心まで しっかり乾くことを
意識して念のため 翌日の午前中まで
干しつけることもあります。
(風の強い日と弱い日で判断してます)
久留米絣織元 下川織物