久留米絣は、絵柄をヨコ糸で表現するときは
トング と呼んでる木の板に柄合わせしながら
ヨコ糸を巻きます。
1本のトングで織れる長さは20センチ程度です。
上の写真は同柄で色違いです。
ピンク と きみどり です。
これは、白糸を括り(くくり)して、ピンクで染めました。
大柄の水玉で、括り(くくり)の部分が少ないので
ピンクに少しだけ 柄になる白の部分が見えます。
こちらは、あらかじめブルーに染めた糸を
括り(くくり)して、黒で染めました。
括り(くくり)の部分が多いので
ブルー地が多いです。
昨日のブログでご紹介しました。
十字と井桁柄のヨコ糸です。
この柄はご想像つくかと思いますが
白の部分が少ないですね。
織るときに、タテ糸の絣と柄合わせしながら
織っていくので織るのも巻くのも
より慎重になります。
これは、別注企画の非公開柄のヨコ糸です。
梅雨明けして、暑い夏がきましたが
台風の影響で先週末から、雨が続きます。
梅雨に戻ったみたいに降ります。
自宅工場近くを流れる矢部川を夕方 見たら
水かさがぐっと増してました。
2年前の 北部九州豪雨水害を
思い出すような 川の流れです。
2年前の時は これ以上にすごかったんですが・・
このまま 明日明後日も降り続けばと思うと心配になります。
夏の日差しが戻ってきてくれないと
絣の糸干しができなくて
たまってるので、天気がよくなったら
糸干しが忙しくなりそうです。
久留米絣 下川織物