何回かご紹介してます 荒巻(あらまき)工程です。
2連リング柄 奥の太鼓に巻きつけたタテ糸が伸びて
手前の荒巻機械の手前で広がってます。
荒オサに図案に合わせて糸を割り込むと
リング模様が見えてきました。
長さを整えて木枠(ビーム)に結びつけます。
地糸の上に絣糸を重ねてます。
そして、織り工程です。
タテは黒白ですが、ヨコ糸は赤で織ってます。
割り込みのテクニック (片羽、ベタ)で
リングに濃淡をつけて立体感を出しているのが特徴です。
ところで、明日は九州地方に台風が最接近とのこと。
工場まわりの戸締り、片付けをしました。
東、南向きの窓は特に気を付けてます。
念のため、窓際の糸を積んでるところには
ビニールシートをかぶせました。
備えあれば憂いなし というわけです。
台風があまりひどくないことを祈りつつ
明日は工場を臨時休業にして
土曜を振替で仕事することに決めました。
明日は家の中で一人地味な作業をしつつ
嵐が過ぎ去るのを待ちたいと思います。
久留米絣 下川織物