織り上がった反物は、丸巻から たたんで
60~70度のお湯に 浸します。
同系色にわけて、お湯につけます。
また、生地の種類や用途にあわせて
糊抜きの助剤を入れたり、お湯の温度、お湯に浸す時間を
調整 管理しています。
水量豊富な 井戸水で 時間をかけて水洗します。
雨だれ式で反物の深部まで 水洗が行き渡ります。
充分な水洗が出来たら、脱水機で絞ります。
しわを のばして
工場の2Fの干場で 干します。
竹のさおで 外に干すこともあります。
これら 一連の作業は すべて 手作業にて 行います。
生地に 負荷をかけないことで やわらかい風合いに仕上げます。
また 湯通し工程で約1割 生地が収縮します。
100M織った生地が 湯通し後は90M程度になってます。
やわらかくて 肌触りのいい久留米絣の風合い作りは
最後の最後まで こだわりの手作業で完成します。