7月30日のインドネシアのお祭りにご招待いただき関係者さまへ御礼申し上げます。
開催趣旨
インドネシアの多様な文化祭は、在東京インドネシア共和国大使館、在インドネシア日本国大使館、そして多くのスポンサーと協力して、在日インドネシア留学生協会が皆様にお届けする文化フェスティバルです。
インドネシアは、世界でも有数の多民族国家、それに伴い多くの言語と宗教が混在する国です。ダイバーシティ(多様性)を掲げて、様々な政策をおこなっておられます。日本との関係性も深くイベント数日前もインドネシア大統領が来日されてました。
「多様性」というテーマから今回のイベントで取り上げられたのは「織物」
インドネシアと日本の2つの布、バリ島のトゥヌン・グリンシン(TUNUN GRINGSING)、久留米の久留米絣を比較します。この2つの布はダブルイカットと呼ばれる同じ技法で作られており、特に文化的・芸術的観点から両者の類似点と相違点を探ります。
相互理解というのがコミュニケーションの基本だと思います。
この日は、まさにそれを象徴する1日でした。
インドネシア大使へのご挨拶と意見交換。お忙しい中、貴重なお時間をいただきました。
バリ島のトゥヌン・グリンシン(TUNUN GRINGSING)、久留米の久留米絣の両ブースにて記念撮影から、交流は始まりました。
トゥヌン・グリンシン(TUNUN GRINGSING)を代表して来日されたレレさんとの対談。久留米絣からは、組合副理事長である私と久留米絣を通じた様々なコミュニティの構築に定評のある古賀円さんに登壇いただきました。
「隣国の友人」となった証にお互いの国の布を身にまとい記念撮影。
久留米絣の本とトゥヌン・グリンシンの本の交換。
会場内に設けた久留米絣ブースには、絣三姉妹こと古賀円さん、橋村舞さん、小倉知子さん(通称:チームGalaxy)がお出迎え。インドネシア政府関係者さま、在日インドネシア留学生の皆さまとそのご家族に久留米絣を手に取っていただき、ご購入もいただきました。橋村さんが運営されているNPO法人「伝統工芸つくも神」からスタッフの大久保さんもヘルプでご参加いただきました。また長年、東京でお世話になっている高橋恵美子手ぬいクラブの高橋恵美子先生と関係者さまも通訳をはじめご協力いただき感謝申し上げます。
今回のイベント企画・運営をされていたのは「在日インドネシア留学生協会」のみなさま。本当にお世話になりました。
最後に参加の皆さまと記念撮影。このご時世の中、規模を縮小しての開催ではありましたが、インドネシアの伝統的な踊りや音楽で会場は和やかで華やかな雰囲気に包まれていました。
絣(IKAT)という歴史の深い織物を通じた国際交流。継続的な発展のためには、経済的な循環も必要です。技術的な部分も含めて今後も継続的な交流を続けることが大事だと考えています。
来年は、久留米で日本インドネシア国際交流サミットを開催したいですね。パンデミック収束後にはインドネシアを訪問することも大事です。
久留米絣織元 下川織物
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