「大正ロマン」と名付けたこの大きな市松柄は約1年前に2配色で作りました。思った以上に好評で今年に入っても再生産しましたが、3色目としてネイビーブルーを作りました。試作的に少量で作りましたが来年もう一度作る予定です。
新しい柄を作る場合、柄の構想など企画立案、図案作成を経て実際に制作。出来上がった反物をテストマーケティング、あるいは他社との企画品だった場合はお取引先にて製品サンプル制作等。ここまでで平均で3か月~半年を要します。その後、市場での反応などを検証し、本格量産あるいは特定の企業からの受注案件などの取りまとめとなるとトータルで1年ほど。必ずしもスケジュール通りでいくわけでもなく驚くほど速い展開で半年以内にぐんぐんと商談が進むケースもあれば、1年以上経過して具体的な商談が進むことも多々あります。サンプル制作したタイミングでは何も反応がなかったのに数年経ってから急に企画が動き出すということも。そのため引き出し(手持ちの商品のバリエーションや技術力、応用力)は多ければ多いほどいいという判断になります。
久留米絣織元 下川織物
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