絣の緯糸:染色を終えて
絣の緯糸は12本が一回の仕込み量です。12本というだけではわかりづらいと思うので、もう少し説明しますと下川織物で標準的に仕込みしている絣の緯糸の分量は1本が3反分の分量です。1本(3反分)×12本=36反の仕込みです。
今回は、赤、紫、黒の3色に染め分けました。12反×3色=36反となります。それぞれの色にのせる経糸の色を決定して、無地で織るか、ストライプを入れるのかなど最終的に決めていきます。もちろん注文で作る場合は、最初から色が決まっているので、注文に忠実に作ることが前提です。それ以外の場合は、自由に作ることができます。しかしそこはビジネスなので、マーケティング的要素、生産性、今後のニーズの予測など多様な観点から継続発展性を求めていきます。自由に考えることは楽しい面がある一方で責任と自覚が求められる側面を持っています。
久留米絣織元 下川織物
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