絣糸は、図案で必要な本数と括り工程で必要な本数は必ずしも一致しません。例えば図案上は50本程度で足りるような柄のパターンであっても括り機械で括り作業をするときは120本くらいで整経しないと括り機械にセットできないというようなことは多々あります。
<最適な本数>
括りパターンは、長いものから短いものまで様々です。そのため括りパターンの長さによっても最適な整経本数の見極めが大事になります。染色の際に糸の束の外側と内側で染まり具合に差異が生じるのを防ぐためです。
小柄は特に差異が生じます。絣の面白いところは柄の大きさを揃えようと調整して結果的に生じた柄の差異がちょうど良いバランスに仕上がっていくところです。柄の差異は久留米絣の必須アイテムだという認識を持っています。
久留米絣織元 下川織物
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