<立絣(たてかすり)を考える>
経糸(たていと)で柄を構築する立絣は、基本的には1~6種類の括り(くくり)パターンの組み合わせで柄を作ります。ブロックを積み上げて柄を作るようなイメージといった説明で伝わるでしょうか?括りのパターンにも様々な制約があり、括りの構造理解のもとに柄を設計します。
制約がある中においても様々なアイデアを駆使して柄の可能性は無限に広がります。
大胆な柄、繊細な柄など職人としての経験や知恵から頭の中の引き出しを限りなく増やしていき、適宜取り出せるように備えていくことで様々な柄に対応できる技術として活かせます。
「アート性」「生産効率性」「デザイン性」などさまざまな要素から成り立って絣としての織物が完成します。職人としてのセンスをアピールできる機会です。
久留米絣織元 下川織物
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